September 28, 2013

OPUS/作品

今週、9月23日月曜日に
新国立劇場に演劇「OPUS/作品」を観に行きました。
今シーズンが始まります。
でも、今年はこれまでのようなペースで
劇場に足を運べそうにありません。残念。

作:マイケル・ホリンガー
訳:平川 大作
演出:小川 絵梨子

エリオット:段田 安則
アラン:相島 一之
ドリアン:加藤 虎ノ介
カール:近藤 芳正
グレイス:伊勢 佳世

人間関係の綾というか、襞というか
陰翳のようなものが
とても良く書けているなぁと感じます。
淡々と進行するのですが、
空気に揺らぎのようなものが感じられて、
退屈ではありません。

ちょっとした破調があって
少し笑えるところがあるのも良いです。

いつの間にか音楽ではなく、
モノに執着しているような
メンバーの心の動きが感じられました。

そして、時間に限りがあるということが
歴然と示されたメンバーが発生することで
モノではなく、音楽とか、人間関係とか
そういうものが浮かび上がってきます。

俳優陣の個性も良かったです。
というわけで、良い舞台だったのですが
すごい!!と思えたかどうかというと
そこまでは行かなかったかな。

久しぶりだったし、
私の感度があまり良くなかったのかもしれません。

| | Comments (322) | TrackBack (0)

July 15, 2013

三文オペラ

7月14日
新国立劇場に「三文オペラ」を観に行きました。
びわ湖ホールのプロダクションです。
日本語による公演。

せっかくびわ湖ホールを呼ぶなら
もっと合唱が聴ける曲が良かったなぁ。

日本語の歌詞は聞き取りやすいのですが
話の流れからはぎこちない。
新国立劇場では井上ひさしが
クルト・ワイルの音楽に異様に上手く
日本語の歌詞を載せたことがあるので
ちょっとハードルが上がってしまいますね。

あと、演出がややステレオタイプというか
安っぽいというか・・・・

出演陣は頑張っているし
聴きやすくて良かったです。

指揮:園田 隆一郎
オケ:ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団

メッキー・メッサー:迎 肇聡
ビーチャム:松森 治
ビーチャム夫人:田中 千佳子
ポリー・ビーチャム:栗原 未和
ブラウン:竹内 直紀
ルーシー:本田 華奈子
酒場のジェニー:中嶋 康子
スミス:西田 昭広
大道歌手:砂場 拓也
フィルチ:古屋 彰久
キンボール牧師:的場 正剛
ウォールター(泥棒):青柳 貴夫
イーデ(泥棒):島影 聖人
ロバート(泥棒):二塚 直紀
マシアス(泥棒):林 隆史
ジェイコブ(泥棒):山本 康寛
ドリー(娼婦):岩川 亮子
ベティー(娼婦):小林 あずさ
年寄りの娼婦:林 育子
フィクセン(娼婦):松下 美奈子
モリー(娼婦):森 季子
警官:青柳 貴夫、島影 聖人

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 30, 2013

夜叉ヶ池

6月30日(日)
新国立劇場にオペラ「夜叉ヶ池」を観に行きました。
世界初演の公演の5日目です。

原作:泉鏡花
上演台本:香月修/岩田達宗
作曲:香月修

白雪:岡崎他加子
百合:幸田浩子
晃:望月哲也
学円:黒田博
鉱蔵:折江忠道
鯉七:高橋淳
弥太兵衛/蟹五郎:晴雅彦
鯰入:峰茂樹
万年姥:竹本節子
与十/初男:加茂下稔
村人Ⅰ:大久保憲
村人Ⅱ:龍進一郎

とても聴きやすくて、楽しめました。
開演前はとても眠かったのですが
開演後は眠くなりませんでした。

子守唄のメロディが大変良かった。
たぶんこのメロディから作ったんだろうなと
思わせる印象的な歌です。
と思っていたら、パンフでは
15年前に作曲されて温めていたとのこと。

あと、コミカルな部分もあって
とっても楽しめました。

回り舞台を活用した演出もまあ良かった。
でも、他の演出を許しそうな
懐を感じる作品です。
今回の演出じゃなくても楽しめそう。

というより、オペラパレスでも
いい感じに聞こえそうな曲です。

キャスト陣も悪くは聞こえない。
というか、初演なので基準があるわけでなく
なんとなく不足感はないということ。
好みでいうと、白雪の声はもうちょっと太めでも良かったかなぁ。
百合はすばらしい。

日本語のオペラにまた面白い作品が加わりました。
再演してほしい作品ですね。

| | Comments (93) | TrackBack (0)

June 23, 2013

ドン・キホーテ

6月22日
新国立劇場にバレエ「ドン・キホーテ」を観に行きました。

指揮:アレクセイ・バクラン
オケ:東京フィルハーモニー交響楽団

キトリ:米沢 唯
バジル:福岡 雄大

ドン・キホーテ:山本隆之
サンチョ・パンサ:吉本泰久
ガマーシュ:古川和則
ロレンツォ:輪島拓也

ジュアニッタ:長田佳世
ピッキリア:奥田花純

エスパーダ:マレイン・トレウバエフ
街の踊り子:寺田亜沙子
メルセデス:本島美和
カスタネットの踊り:西川貴子
ジプシーの頭目:貝川鐵夫
二人目のジプシー:福田圭吾
森の女王:厚木三杏
キューピッド:竹田仁美
ボレロ:湯川麻美子、厚地康雄
第1ヴァリエーション:五月女遥
第2ヴァリエーション:堀口純

オケは歯切れもよく良かったかな。
ラッパが張り切ると弦が聞こえなくなって
バランスが崩れるのは毎度のこと。

2幕はほとんど寝てしまいました。
ま、もともと苦手ですからと言い訳しておきます。

1幕、3幕は良かったと思います。
1幕は明るく、軽やかで好感。
3幕は軽やかさがやや減るものの
きらびやかさがあって良いですね。

米沢さんは、初めてのキトリかな。
素晴らしい出来。
3幕は正直驚きました。

今回は、ゲストなしで、バレエ団員だけでの公演。
ビントレーになってからゲストの数が減ったなぁ
と感じているのは私だけでしょうか。
今回の公演でも、配役表に新しい個人名がちらほら。
新しい名前がバレエ団の中からどんどん出てくるようになったのは
大変喜ばしいことだと思います。

この調子でダンサーが充実してくるといいなぁ。

| | Comments (59) | TrackBack (0)

June 09, 2013

コジ・ファン・トゥッテ

6月9日
新国立劇場に「コジ・ファン・トゥッテ」を
観に行きました。

演出:ダミアーノ・ミキエレット

指揮:イブ・アベル
オケ:東京フィルハーモニー交響楽団
チェンバロ:小埜寺 美樹

フィオルディリージ:ミア・パーション
ドラベッラ:ジェニファー・ホロウェイ
デスピーナ:天羽明恵
フェルランド:パオロ・ファナーレ
グリエルモ:ドミニク・ケーニンガー
ドン・アルフォンソ:マウリツィオ・ムラーロ

アンサンブルがいいですね。
歌手陣はとってもバランスがよかった。
歌う場所でややバランスが崩れることがあるようですが
演出上しかたがないかなぁ。

指揮も無難ですが、安定して良かった。
ダイナミクスの変化の反応は良かったです。

| | Comments (11) | TrackBack (0)

June 08, 2013

Trip Triptych フランス印象派ダンス

6月8日(土)
新国立劇場中劇場に
ダンス「Trip Triptych フランス印象派ダンス」
を観に行きました。

演出・振付・出演 平山素子

出演
高原伸子、西山友貴、福谷葉子
青木尚哉、アレッシオ・シルヴェストリン、小尻健太、原田みのる、平原慎太郎、鈴木竜、宝満直也

曲目
サティ「サラバンド」
ドビュッシー「弦楽四重奏曲ト短調」
サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
ラヴェル「5つのギリシャの民謡」
サティ「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」
サティ「県知事の私室の壁紙」

サティ「いつも片目を開けて眠るよく肥った猫の王様を目覚めさせるファンファーレ」
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」
サティ「アレグロ」
サティ「コ・クオの少年時代」
ラヴェル「ボレロ」
サティ「ジムノペディ第3番」
サティ「ノクターン」

今日は朝早くに子供に起こされたため
やたら眠い一日でした。
第一部は寝てしまいました。

第二部は一応起きていました。
ボレロ、ジムノペディ、ノクターンはとてもよかった。
緊張感があってよかったです。

ところどころコミカルで
親しみやすいものになってました。

いつも観るダンスは
何だか難解な感じするので良かったです。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

May 25, 2013

ナブッコ

5月25日
新国立劇場で「ナブッコ」を観ました。

指揮:パウロ・カリニャーニ
演出:グラハム・ヴィック
美術・衣装:ポール・ブラウン
照明:ヴォルフガング・ゲッベル
オケ:東京フィルハーモニー交響楽団

ナブッコ:ルチオ・ガッロ
アビガイッレ:マリアンネ・コルネッティ
ザッカリーア:コンスタンティン・ゴルニー
イズマエーレ:樋口 達哉
フェネーナ:谷口 睦美
アンナ:安藤 赴美子
アブダッロ:内山 信吾
ベルの祭司長:妻屋 秀和

新国立劇場合唱団はとても良いですね。

ナブッコのガッロが良い出来の部分と、いま一つの部分が
はっきりと分かれた気がします。
これは演出のせいかもしれません。
歌わされる場所が悪かったのかも。

アビガイッレのコルネッティは素晴らしい出来。
今日一番といってもよいのでは。
ただ、足が悪そうな感じで、痛々しい。
ウェイトコントロールをしてほしいなぁ。

ザッカリーアのゴルニーの低音がしっかり出る感じは好感。

ほかの独唱陣も総じて頑張っていました。

今回のプロダクションで、もっとも話題になりそうなのは
演出でしょう。
エホバの神を蔑ろにして「人々」がふけったのは
「消費」の神ということなのでしょう。
舞台は現代のショッピングモール。
最初から舞台の幕が開いていて、
ホールに入った途端にこのモールの舞台装置が
目に飛び込んできます。

奇妙に見慣れた光景、
しかも漂白されたどこにでもありそうで、どこでもない光景。

また、モールに来るのはスーツ姿の
いわばエスタブリッシュ層を思わせる服装なのが
ベル神を信奉する、アッシリア方はストリートファッション。
こちらも、奇妙に見慣れた感じが何だか不思議。

で、エホバ神は、どうも自然(樹木)に表徴されているようです。

プログラムを読んだあとに観賞すればなんてことない読み替えですが
素面でみると、ちょっと抵抗があるかも知れません。
でも、悪くはない仕立てだと思います。
ただ、何度も繰り返し観るようなものかなぁとも思いますが・・・。

そのような話題になりそうな演出でしたが
歌・オケの出来はとてもよかったです。
いい時間を過ごすことができたと思います。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

April 28, 2013

ペンギン・カフェ 2013

4月28日
新国立劇場にバレエ「ペンギン・カフェ 2013」を
観に行きました。

指揮:ポール・マーフィー
オケ:東京フィルハーモニー交響楽団

「シンフォニー・イン・C」
第1楽章 米沢 唯/菅野 英男
第2楽章 小野 絢子/厚地 康雄
第3楽章 寺田 亜沙子/奥村 康祐
第4楽章 本島 美和/マレイン・トレウバエフ

「E=mc2」
エネルギー:福岡 雄大/米沢 唯
質量:小野 絢子/長田 佳世/寺田 亜沙子
マンハッタン計画:湯川 麻美子
光速の二乗:福田 圭吾/五月女 遥

「ペンギン・カフェ」
ペンギン:さいとう 美帆
ユタのオオツノヒツジ:湯川 麻美子
オオヒツジのパートナー:マレイン・トレウバエフ
テキサスのカンガルーネズミ:八幡 顕光
豚鼻スカンクにつくノミ:高橋 有里
ケープヤマシマウマ:奥村 康祐
熱帯雨林の家族:本島 美和/貝川 鐡夫
ブラジルのウーリー・モンキー:福岡 雄大

今日はやや不調で眠くなってしまいました。

それにしても、オケのバランスが悪い。
バイオリンが沈んでしまい、
聞こえてほしい音が聞こえない。
低弦は聞こえるので、
管の音が大きすぎるのではなく
バイオリンが小さすぎるものと・・・・。
ビゼーやジェフェスはなまじ曲を知っているので残念。
ハインドソンは初めて聴く曲なので、悪くなく聞こえました(笑)
席が悪かったのかな。3階中央です。

バレエの方は、とても良かったのではないでしょうか。
途中ウトウトしたので、すべてが良かったと言い切れないところが
なさけない。

ペンギン・カフェはちゃんと起きてました。
全体的にややぎこちなさがある気がしました。
シマウマの奥村さんは、良かったなぁ。

本日のトリプル・ビルは1階で見てもよいなぁ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 23, 2013

魔笛

4月21日
新国立劇場に「魔笛」を聴きに行きました。

指揮:ラルフ・ヴァイケルト
演出:ミヒャエル・ハンペ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ザラストロ:松位 浩
タミーノ:望月 哲也
弁者:大沼 徹
僧侶:大野 光彦
夜の女王:安井 陽子
パミーナ:砂川 涼子
侍女Ⅰ:安藤 赴美子
侍女Ⅱ:加納 悦子
侍女Ⅲ:渡辺 敦子
童子Ⅰ:前川 依子
童子Ⅱ:直野 容子
童子Ⅲ:松浦 麗
パパゲーノ:萩原 潤
パパゲーナ:鵜木 絵里
モノタノス:加茂下 稔
武士Ⅰ:羽山 晃生
武士Ⅱ:長谷川 顕

オール日本人ですがなかなかの出来。
ザラストロ:松位さん、タミーノ:望月さん
パミーナ:砂川さん、パパゲーノ:萩原さんはとてもよかった。

夜の女王:安井さんは良いのだろうけど、
この役はルチア・ポップの録音が強烈過ぎて
どの歌手でも満足したことがない。
これは砂川さんの責任ではない。

パパゲーナはやや安っぽいか。
おばあさんの時の薄い声が
そのままパパゲーナに引きずってしまっているように感じました。
良い声の部分もあったので残念。

オケも響が豊かで良かったです。
席もよかったおかげかも。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

March 26, 2013

アイーダ

3月17日
新国立劇場に「アイーダ」を観に行きました。
しばらくブログの更新ができなかったので
まとめて更新です。

指揮:ミヒャエル・ギュットラー
オケ:東京交響楽団

アイーダ : ラトニア・ムーア
ラダメス : カルロ・ヴェントレ
アムネリス : マリアンネ・コルネッティ
アモナズロ : 堀内康雄
ランフィス : 妻屋秀和
エジプト国王 : 平野和
伝令 : 樋口達哉
巫女 : 半田美和子

アイーダのムーアが素晴らしい出来でした。
時間が経ってますが、やはり印象に残ってます。
ヴェントレは1幕でムーアに負けてるなと感じたのですが
後半では素晴らしかったです。
コルネッティも後半になって良くなってきました。
4幕のソロは素晴らしかった。

新国のワーグナー&ヴェルディ・イヤーは
ヴェルディの圧勝ですね。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

«Dance to the Future 2013